
私は患者さんを「様」付けではお呼びしておりません。何となく不自然ですし、かえって私と患者さんとの距離を広げてしまうと思うからです。田舎の開業医であった私の父親が、すててこ姿の上によれよれの白衣をまとい、腰の曲がったお婆さんに象牙の聴診器を当てながら軽口を叩いていた姿が今でも瞼に浮かんできます。強い信頼関係があればこそであったと思います。
医療の基本になる精神は、今も昔も変わりはないと思います。新しい技術や設備を提供することも重要ですが、私たちと患者さんとの距離をできるだけ縮め、心の通い合いができ、信頼される医療を目指し、精進を重ねていくつもりです。
精神科というと敬遠される方が多いようですが、決して敷居は高くありません。不眠症や強い物忘れの悩み、うつ状態、パニック症、心身症など、幅広く対応しておりますし、ご希望の方には東洋医学(漢方)的診断治療も行っております。臨床心理士の協力によるカウンセリングや、精神保健福祉士(PSW)による家族相談などの御希望にも応じております。どうぞ気楽においで下さい。
院長 渡辺敏也
心の悩みをいつでも気楽に相談できる敷居の低い病院。家庭や社会での生活で精神的に疲れた時、休養目的で安心して入院できる病院であることを基本理念とし、スタッフ一同、常に研修を重ねながら高品質の医療を提供する努力を重ね、更に患者さんの社会復帰に向けたさまざまな取り組みを行っております。